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クローズアップ現代で 

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先日NHK「クローズアップ現代」でペットの受難をとりあげていました。
コメンテーターはALIVE(地球生物会議)代表の野上ふさ子さん
(司会の国谷裕子さんと、大ファンの2人がならんでとてもワクワクしてしまいました)

年間30万頭、日に約1000匹のイヌネコが殺されている現状です。
番組ではとくに犬の事を取り上げていました。

ある自治体では捨てにくる飼い主を説得したり、新しい飼い主を捜したり
努力により処分する犬をだいぶ減らしているという話。
その裏でネットオークションで「1円」などで売られている子犬たち、
悪質なパピーミル(子犬工場)の問題も。どんどん繁殖させる金目当ての業者たち。

わたしはイギリスと日本のブリーダーの大きな大きな違いの話が興味深かったです。
イギリスのブリーダーとは、特定の犬種の特性を理解し何百年も維持しているという
プライドを持っている、一つの犬種にこだわっている人達。
日本の場合は、流行に応じて何でも繁殖させている・・・売れるもの優先。
(そうじゃない方もいますが)
それをブリーダーとよべるかな??
私は以前から、日本のペット業者に動物が好きでやっている人はもちろんたくさんいますが
全体の割合からしたら本当に少ないんじゃないかと思っています。
少なくとも私のまわりのペット屋は大きなショッピングモールにあって
小さいうちにお母さんから引き離されて、おりの中でたった一人で、夜も過ごしています。
ネットでもまだ生後1ヵ月くらいの子たちが平気で販売されています。
動物が好きな人だったらとてもできないことなんじゃないかと・・・。
(もちろん、きちんとしているお店もあります。
保護施設のペットの譲渡協力をしている所もあり、とても素晴しいと思います)

法律にも問題があります。
イギリスでは繁殖は1年に1回、生涯に6回までだそうです。
子犬は生後8週まで母親からはなしてはいけないというきまりも。
それは科学的根拠があって、飼い主とも安定した関係を保てるのだそうです。
日本ではその辺はとくにきちんとした決まりがありません。
小さい方が売れるので,小さいうちに母親から引き離してしまうことが多いようです。

4年前の動物愛護法改正が不十分だったため
野上さんたちは、今また請願署名を国会に提出され、対策強化を求めていますが
とにかく、業者の規制を厳しくしないと、(もちろん捨てる人が悪いのですが)
不幸なイヌネコたちは後を絶ちません。
アメリカでは金儲け優先の業者から買うのは止めて、施設から引き取ろうという動きが
多くなっているようです。血統より愛護心。
ドイツでは犬の刹処分ゼロ!だそうです。シェルターから引き取るという
習慣が根付いているのです。

日本でもイヌネコは買うのではなくて、アニマルシェルター等で譲り受けるということが
当たり前になる日がくるといいと思います。

野上さんが番組の最後におっしゃった
「事実を知っていただく事がとても大事」ということばに納得です。

インターネット通販の業者は無登録で営業している事がおおいようです。
登録業者である事を示す「標識」(氏名・店名・所在地・・登録番号・登録有効期限など)を公開する
ことが法令で定められていますが、これを掲載しないで違法で営業している業者からは動物を購入しないようにしましょう。
いきもののこと
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チリとチリリの紙の変更について・その5 

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絵本チリとチリリの印刷用紙を森林認証紙に変更することができて,
それ以降新しく出版する本に関しては基本的に、
環境配慮紙が使えるのならば出す、というスタンスにしています。
納得いくものの範囲内でできないのなら あきらめる、
行動しない、ということも選択しなければと・・・。

ありがたいことにその後もご理解を頂き、
「もっともっとおおきいおなべ」(フレーベル館)では森林認証紙と再生紙のミックス紙、
「ひいおじいさんと盗賊の話」( フェリシモ)では再生紙、
「いいおかお」(主婦と友社)では森林認証紙を使用することができています。
ただ、これで解決、とは到底思っていません。

環境に配慮した材料を使っても、ものをどんどんつくってどんどん捨ててという
絵本も含め大量生産大量廃棄を止めた方が良いと本心では思っているからです。
子どもに何かを伝えるためや喜ばせるために、たくさんの作って捨ててを繰り返さなければ
ならないとしたら私たちは貧しすぎます。
伝えたいなら身近な大人がことばで伝えれば良いし,喜ばせたいなら本当の方法はべつにあります。今と未来の他の生きものや人間の分も使ってしまって,
もう持ちきれないほど持っているのに、まだ足りない足りないと言っている私たち。

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そう思っているのに私が大量にモノを作るのは、
それまでは気がつかなかったことと、今では自分の欲のためでしょう、
作るのが楽しいという。
でも絵本を描くのは、生きものが好きだという思いがあるからなのに、
その生きものに迷惑かけすぎてると気づいてからでは、楽しむどころではないですね。
今後の身のふり方を模索中(前向きです)。そして今回の紙のことでもそうですが、怠け者の私が悶々と悩んでるだけでは進まなかったことを、人に話すことで実行につながったーー
大量生産してる私の今後の身の振り方も少しずつ実行に移すためには人に話さないと,
ダメっぽいな。青写真はできているのにスパッとはいかないものです。
一歩一歩ズルズル進むかな。
チリとチリリの紙の変更は、私のその、「ズル」の一歩になるのでしょう。



私が子供のころ、絵本より、祖母の「お話」で育ちました。
私の親の世代には絵本なんて一部のお金を人より持っている人達くらいしか
持っていなかったでしょう。もっと昔は絵本なんてありません。でも何も問題ないと思います。
絵本の仕事をしていながら、無責任かもしれませんが、
別に絵本は無くても、読まなくても、むしろない時代の方が豊かだと気づいたのです、
たくさんの絵本が捨てられるよりは。
例えば1冊だけの絵本をとても大切にしていて、それをその人の子どもも
孫も大切にしてくれたら、絵本も幸せだろうな。
もちろんそういう人は今でもたくさんいるでしょうね。

私も絵本は大好きです。ただあまりに感謝も恐れもない
世の中(私も含め)にとまどっているのです。
誰にも読まれず本屋にも並ばず廃棄される本が山のようにあるとききました。
(食料も40%廃棄してるとどっかで読みましたが本当かな?)
いつかバチがあたる・・・(もうあたってるかな)なんて思ってしまうのは私だけなのかな。
 
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絵本のこと
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猫の里親もしくは一時預かり急募です 

                               2009年7月22日
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知り合いの獣医さん(いろいろな保護活動をされている方です)
からした下のような情報がありました。
もしもご協力いただける方がいましたらぜひ!!です。

「埼玉県k市において、猫を多数保護されていた飼い主のおばあちゃんが亡くなりました。
すべて不妊去勢済みです。
元クラスメイトの獣医が、がんばって里親さがしをしています。
12匹は決まりました。
(この猫たちは、彼女の昔の患者さんです)
老齢の子や既往症のある子もおり、
残り25匹の猫たちの里親さんが難航しています。
タイムリミットが今月中ということで、
一時預かりなどでも助かります、ご協力いただけたら幸いです。

(できるだけ、個人の方にお願いしたいと思います。)
一応、里親探しの猫たちは以下です。
http://camaru.info/camaru_014.htm
よろしくおねがいします」

ボランティアも同時募集です。
無事にみんな行き先が決まったそうです、ありがとうございました!

いきもののこと
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化粧品に動物実験?必要ないでしょ。 

                                 2009年7月15日
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猫と生活し始めた頃、彼らがお風呂場のタイルの水をなめるので,
シャンプーや石けんは、もしも口に入っても大丈夫なものにしなくては、
と思い、完全無添加石けんにかえました。
で、そのとき,なめて危険なものを今ままで垂れ流してたのかと反省しました。
(市販されてるほとんどの合成シャンプー(合成界面活性剤シャンプー)は、
人体にも相当ヤバイよヤバいよと、よく聞きますし)

自分たちがキレイ(になってたかは疑問)になっても
川なぞに住む生き物たちにとって大迷惑だったら?
第一そんな薬いっぱいの危険なものを使わなくても十分汚れは落ちるのに。
お店にキレイにならんでいて、安く手軽に買えて、良いにおいがして・・・。
今まで買わなくていいものを買っていたんだと思いました。
お風呂用洗剤とか、トイレ用とか、窓用とか,なんでも細かく別れていて、
パッケージだけでも大量のゴミになる。
じぶん家キレイ(になってたかは疑問)にして地球汚してんじゃん、わたし。

しかも!!!そういうトイレタリー洗剤、それに化粧品のために
大手の会社は動物実験してるとわかってからは,もう本当にイヤになりました。
動物実験が必要なほど危険なものを使用するのか、ということもありますが、
生きたまま拷問状態におかれる動物たちの姿を見てしまったら・・・もう涙が止まりません。
動物と暮らしていたら、彼らにも感情があることがわかります。
実験にされる動物たちの気持ちを想像したら、本当につらい。
感謝もお祈りもされないで、犠牲になる命たち。
申し訳ない気持ちでいっぱいになります。

動物実験をしていない洗剤や化粧品を選ぶにはどうすれば良いのか。
まずひとつは,天然素材のものを使う。それらは実験する必要はないから。
むかーしから使われているものもそうです。
あとは、動物実験していない、とうたっている会社のものを選ぶこと。
自然素材のものは高価だという人もいますが、そうはいっても例えば,
洋服や靴など欲しいものをひとつがまんするとか、
飲み会一回パスすれば十分すぎるほどと思います。
生きたまま拷問状態の動物の事を考えたら、その方がよほど幸せ。
余計な洗剤類を買わないでも、その分出費は減らせる。
(私は石けんと重曹でだいたいは済ませます。場所も取らない。)

動物実験して、それではたして安全か?
合成界面活性剤製品は、どうも環境にも人体にも悪いらしい。
薬害の問題もなくならない。意味ないじゃん。
メディアでそういう問題を取り上げないのは
そういうことしてる大手企業がスポンサーになっているからですね。
きれいな女優さん達がコマーシャルしていますが
そういうこと知ってて宣伝して、、、はいないでしょうね、きっと。

先日、EU(欧州連合)では化粧品の動物実験が、
若干の例外を除き禁止となったというニュースが新聞にも載りました。
日本も後に続くと良いと思います。


ものすっごい数のいきものの苦痛と命を犠牲にして
どんどん化学物質の実験してがんがん製品つくって、
悪いものを体と地球にため込んで、病気になって・・・。
何やってんのかしら。
目先の、つるつる、ふわふわ、さーらさらに、ごまかされないようにしなくては。

動物実験廃止・全国ネットワーク
私も会員になっています。
見たくないけど知らないといけない現実・・.
あまりに多すぎる犠牲の上に成り立つ私たちの生活、やっぱおかしい。

JAVA動物実験廃止を求める会
動物実験している・していないメーカーのコスメガイド販売しています。

アニマルライツセンター
動物実験している・していないメーカーを紹介しています。

魂の商材屋



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動物虐待への対策強化を求める請願、国会へ提出 

                                  2009年7月3日
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2007年4月から動物虐待への対策強化を求める署名・実行委員会が呼びかけてきた「請願署名」は、2009年3月末までに、全国から10万名を越える賛同が寄せられ、国会へ提出されたということです。詳しくはALIVE地球生物会議HPをごらんください。
このサイトをきっかけに署名してくださった方がいましたら、感謝致します。

ALIVE地球生物会議HPより
請願は国民が直接国会に出すことはできず、国会議員の紹介によって提出されます。
同じ請願者が、同一会期内に同一趣旨の請願書を重複して提出することはできませんが、請願者が異なっていれば、同一内容の請願をいくつ出してもよいとされています(請願者は1名でも1000人でも同じ一件として取り扱われます)。提出を受けて下さる議員の数が多ければ、署名簿をその人数分に分けて、それぞれの請願者から提出することができます。
そこで、今回は署名簿1冊2000名分で1件として、これまでに動物愛護法の改正に賛同くださる議員の皆さまに紹介議員のお願いをいたしました。
現在まで、衆議院では自民党の議員8名、民主党の議院8名、公明党の議員1名、参議院では民主党の議員10名の各議員が 署名を受けて下さっています。


なるほどーそうなんだ、知らなかった!
紹介議員の方々、くれぐれもよろしくお願いしますです。
ついでに衆・参議院のHP(初めて見た)で、請願一覧をのぞくと、
いろーんな請願が提出されているんですね。
「これ、私も署名したいわ。」っていうのもけっこうありました。



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チリとチリリの紙の変更について・その4 

                                    

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前回までのあらすじ
絵本チリとチリリの本文に使用している印刷用紙が変更になるにあたり、思い切って環境配慮紙にできないかと出版社に提案することに。すると出版社のアリス館もOKして下さって・・・。詳しくはチリとチリリ紙の変更について その1・2・3を。


環境配慮紙の中でも国産間伐材&再生紙のミックス紙が理想だな、と思いましたが値段的にとても無理そう・・・。ならば再生紙でも古紙混合率の高いものを使いたいと、次に思い、いくつか候補をあげました。サイズも厚さも合うし、値段的にもOKでしたので、これはいけるぞ! と思ったのですが・・・。まず、出版社と印刷会社とのお取引き(流通ルート?)の事などで、どの製紙会社の製品でも良いというわけではない、とのことでした。それと、安定供給が見込めるものでないと重版時に対応できず困る、という問題も。紙によっては大量の注文がないと作らないとか、常に在庫があるとは限らないのですって。その結果、候補にあがった紙はどれもダメという事でした・・・。この時はかなりがっくりきました。

でもその後、アリス館の方から、再生紙ではないけど、これだったら 唯一 ・値段 ・取引きがある会社 ・安定供給が見込める と条件が合うけどどうですか?という紙を提示していただきました。それは、森林認証紙(森林管理が適正に行われているかどうかを第三者機関によって審査・認証された紙)のひとつでした。100%パルプでしたが認証機関の基準と原則を読み、環境保全の点から見て適切で、経済的にも継続可能な森林管理を推進することを目的としている等々、これなら自分も納得いく!と思えたので,いろいろありましたがその紙に決めたのでした。

製紙会社が「植林してますから」というだけでは、ガンズ社の例もあるし、また、植林する土地に住む人を含め、生きものにとってそれがどういう影響があるのか、単一種を植林することもどうなのか、ナドナド不安な点がたくさんありますが、伐採地の森林環境や地域社会に配慮することを第三者機関が承認することで、私が現地に行って確かめる事はできないけれど、第三者機関さんにお任せして、以前よりはるかに安心できる紙を使えるんだと思えたのです。

そして、2008年秋以降重版された絵本「チリとチリリ」シリーズは本文の紙が変更になったというわけです。くらべない限り、違いにはきっと気づかれないと思います。風合いのあった紙からすこし白い紙になったという感じ。とにもかくにも私にとっては大きな変化で、大量生産してることに変わりはありませんが、ほんの少しだけ前より胸をはることができました。(絵本に「森林認証紙」と表記したり、ロゴマークをいれるには加工流通機関(出版社や印刷会社)も認定を取る必要がありましたので、それはしていません。)

そして、編集者に相談をして耳を傾けてくださった事、出版社も協力いただけた事(アリス館は今回の事をきっかけに紙の勉強会まで開いてくださいました!)、本当にありがたかった。紙のお店に足を運んだことも勉強になったし、お店の人にも良くしてもらって。ずっと悩んでいた事を口に出してみてよかったな、と思いました。もちろんこれで全て解決というわけではありませんが。
                               ・・・・・つづく
絵本のこと
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再生紙100%ティッシュペーパー 

                              2009年3月18日
          
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恥ずかしながらわりと最近まで、ティッシュペーパー(の多く)が100%パルプとは気づいていませんでした。まさか主に鼻をかむものに100%パルプを使っているとは思わず、もちろん再生紙と思いこんでいました、トイレットペーパーみたいに。でも手軽にお店で買えるものはほとんど(少なくても私のまわりの店では全て)100%パルプです。なんかもったいない。万年鼻炎の私はなるべくハンカチで拭く事にしますが(手鼻をかめたらカッコイイけど)、はやりおもいきり鼻をかみたいときもあります。で、それに気づいてからちり紙を買ってみたりしましたが、どうも弱すぎて・・。そしたら何の事はないネットで買えました、再生紙100%ティッシュペーパー。量を多く買わないとなりませんが一箱あたりの値段はスーパーで売っているのと変わりません。(一箱60円くらい、しかもフィルムなしだから古紙回収時楽ちん)60箱からの購入だったので近所で分けようと思いましたが、届くと大きめの段ボール一箱におさまっていたのでこれなら家においておいてもいいなという感じ。何年分かになるでしょう。使ってみると丈夫で私好みでした。だからと言って無駄遣いはいけませんけど。写真はイトマンフィルムレスティッシュ。
古紙一番館

ほかの事
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チリとチリリ紙の変更について その3 

                                   2009年2月4日
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前回までのあらすじ
絵本チリとチリリの本文に使用している印刷用紙が変更になるにあたり、思い切って環境配慮紙にできないかと出版社に提案することに。すると出版社のアリス館もOKして下さって・・・。
詳しくはチリとチリリ紙の変更について その1・その2を。



環境配慮紙といって、いったいどの紙を使うのが私自身納得がいくのか、その中で使用可能な紙はあるのか・・・。まず私の理想は間伐紙と再生紙でした。間伐材を使った間伐紙は森の健康のために切った方が良い木、切ったからには使った方が良い木材を使用していて、とても良いと思いました。再生紙は繰り返し使う事でモノを大切にしたいという考えから良いと思うのです。再生紙は古紙を繰り返し使用していくと徐々に弱くなるとの事、で、古紙と国産間伐材のバージンパルプを混ぜた再生紙がとても良いのではと思ったのです。出所がハッキリしてて、リサイクルもできる。そんな紙を絵本に使えると良いと思いました。(再生紙については100%パルプよりも環境に悪いという人もいます。でもそれは間違っていると思います。その話はいずれ。古紙偽装問題発覚直前に製紙業界が突然言い出した印象もあります。)

インターネットや、ペーパーギャラリーに足を運んで私なりに調べて、間伐紙や、間伐紙と古紙の混ざった印刷用紙はありましたが、絵本に使うにはまだ値段が高いようでした。1冊何千円になってしまう位、なので「チリとチリリ」には無理。普通の再生紙の方は値段は問題ない範囲でしたが、その頃偽装問題で生産中止とか、古紙配合率を変更とか、古紙の海外流出など色々あって、業界もまだ混乱しているかんじでした。 その中でも、元々偽装がなかった再生紙や、古紙配合率をきちんと改めたものもありました。古紙配合率が高いものほど、当然ですが黒い点々がまざってたり色もグレーっぽかったりしました。

ところで、真っ白な紙を使う事は恥ずかしい事だ、前にそういう風潮があったように思いましたが、外国の話しだったかな?美しさの追求のために多くの無理な犠牲を払っていたとしたら、それは美しくも何ともないと思いますが。私自身はとくに白さを求めていませんでしたから、古紙偽装発覚で「消費者に白さを求められて・・」と製紙業界の人が言っていたのを見て不思議でした。(消費者のせいか!?)できないならできないと、言ってくれればその中で選ぶのに、無理して嘘をついて・・・。あの事件は詐欺だな、お金返してほしいなって今でも悔しく思います。偽装は100%企業が悪いけど、企業はどうしても、お客さんの求めるもの、売れるものを作ってしまいますから。やはり一人一人が安くても、見た目きれいでも、裏でいけない事しているものは買いませんよって、しっかりしていないとと思う今日この頃。あんなに真っ白な100%再生紙なんておかしいと、気づくべきだったな。


話しを戻して。
再生紙で、なるべくバージンパルプの混じりの少ない、そんなグレーっぽい再生紙こそ良いではないかと思いました。絵本にぜひ使わせてもらいたい!と盛り上がり、サイズが合うものを調べて、いくつか候補を選びました。けれどやっぱりそう簡単にはいかず、素人にはわからない複雑な事情がありました。
                                   つづく
絵本のこと
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署名をお願いします 

                                                                            2009年1月18日
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              署名のご協力をおねがいします!!
どうぶつが大好き、という方へ。 動物取扱業者の規制の強化や、動物虐待の定義についてなどの動物愛護法の改定が2005年にされましたが、いまだに悪質な業者や虐待は多いままです。 残念ながら、現行法ではその仕組みが弱いため、法律が十分に機能していない側面があります。「動物虐待への対策強化を求める署名・実行委員会」は、動物愛護法の実効性を高めるための提案を行うとともに、その制度化を求めて再度、署名活動を行っています。私にもできる事からと、身近な所から署名を集め始めました。動物虐待をなくしたいと願う方へ、ぜひご協力お願いします。
署名用紙ダウンロードと、詳しい事は「動物保護法制の改善をめざすネットワーク」へ。3月末日まで受け付けているそうです。

同時に千葉県「動物保護条例」の制定を求める署名もよろしくお願い致します!
千葉県には、ほぼ全都道府県が定めている「動物の愛護及び管理に関する条例」がありません!!
千葉県に日本一の動物保護条例を!こちらは1月いっぱい受け付けているそうです。

犬や猫のちいちゃな子どもたちがお母さんから引き離されてせまいおりにひとりぼっちで入れられています。本当なら兄弟たちと遊びながら育つのに。そして夜は店員も帰ってしまいます・・。そんなペットショップが私のまわりにはたくさんあります。みんな平気でそんなおみせでショッピングしています。わたしには近づけません。近所で猫が赤ちゃんを産みました。母猫はそれは大切に育てて人が近づくと必死で子どもを守っていました。子どもは今では8ヵ月近くになりますが、まだお母さんのおっぱいをねだったりしてあまえています。そんな姿を見ていると、まだまだあまえたい盛りの赤ちゃんを、あんなとこにひとりぼっちで閉じ込めておける人たちの気持ちが理解できません。そして売れ残ったコたちはいったいどうなるのか、と考えただけで胸が張り裂けそうになります。動物実験に払い下げられる現実もあるのです。
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チリとチリリの紙の変更について・その2 

                                                                             2008年12月15日
            
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前回までのあらすじ・・
大量に紙を使ってモノをつくるものとして、今一度、振り返って自分の使う紙の事を考えたいと思ったのでした・・。詳しくはチリとチリリの紙の変更について・その1を。



・・・そんなことで、自分の絵本を印刷する紙がどんな紙なのか、知らないのはイヤだな、無責任だなと思い、すでに出版されている本は仕方ないとしても、これから作る本は、なにか考えなくてはいけないなと考えました。

で、せめて*森林認証紙、*再生紙、*非木材紙、*間伐紙などを使っていきたいと考えました。すでに非木材紙を使用してもらっている絵本もありますが、配合率や出所などわかりません。それに値段も高くなかなか使用できないようで、お願いしてもあっけなく断られる事がほとんどでした。でも、私のお願いの本気度が足りなかった事も事実です。

で、今後本気でそれらを使用したいと思って、それが可能なことなのか、不可能なのか。もしかしたら コスト的に全く合わなくて、「あなたの印税を全部引いても 全然足りないのさ」なんて言われないか? 「絵本に再生紙?全くお門違いよ」って笑われれるんじゃなか?
実際絵本に 上のような紙を使うことはまだ少ないし 紙の種類も限られるし 難しいことはわかっていましたから。

まず編集者に相談するのが、本当にドキドキしてしまいました。でもとにかく話してみなければ始まらない。そう思って身近な編集者何人かに、「今後、そのようなことって可能なのか?」と相談し始めました。 すると、どうでしょう ! みんな とても真面目に 興味深く聞いてくださいました!そして不可能ということではないのでは?と言ってくれたのです。その上 色々調べてくれたり、印刷屋さんに聞いてみてくれたり。わたしはもう、うれしくて! それまでずっとひとりで、悶々悶々と悩んでいましたら・・・。
良き理解者である編集者たちに感謝! そして これからもよろしくです!
まだその時は、具体的な話しではなかったのですが これからの自分の絵本作りに希望が見えた気がしたのです。まだしばらく、絵本をつくらせていただいてよろしいでしょうか、という。

そして、まさにそんな時、私の絵本「チリとチリリ」シリーズの本文に使用していた紙が廃盤になるという連絡がありました。で、急いで かわりの紙をみつけなければということでした。(チリとチリリシリーズは4冊出ていて、私の本の中では知って下さってる方が多い本です)

すでに 出版されている絵本ですから、紙を変えると 雰囲気も変わってしまいます.「チリとチリリ」はどちらかと言うと、色の出具合いより風合い重視の、優しい質感 のある紙を 使っていました。なので、出来るだけ似たような風合いや、色の紙を選ぶことを真っ先に考えました。そして そういう紙の見本もさがしてもらっていて、上で言ったような、環境配慮紙のことは考えませんでした。(頭をよぎりはしましたが、絶対無理と思っていました。)

でも・・でも・・いや待てよ。
このタイミングに「チリとチリリ」の紙を変えるということは、なにかの巡り合わせかも? わたしにとって すごいきっかけになるのでは???この際、思い切って考えていた 環境配慮紙を、「チリとチリリ」に使ってみたらどうかなと、考え始めました。それは、今までの優しい色合いと風合いをあきらめるということにもつながる事でした(前にも書きましたが環境配慮紙はとても限られた種類しかないとわかっていましたので)・・・。

すごーく迷いましたが、あまり時間もなかったので、思い切って、そうしたいと言う考えを担当編集者に伝えました。これまたドキドキでした。すると彼女は とにかく私の気持ちを汲んでくださり(感謝!)、彼女はフリーの編集者ですが、出版元のアリス館に相談して下さいました。するとアリス館も再生紙やら認証紙やらを検討してくれることになりました! ありがとうアリス館!!だって、もしかしたら紙の雰囲気ががらりと変わったら、前より売れなくなるかもしれないし、仕事も増やすことになるし・・。本当に私のわがままにお付き合い下さって、申し訳ない。けど本当にうれしかったのです・・。
                                                                                つづく 

*森林認証紙ーー森林管理が適正に行われているかどうかを第三者機関によって審査・認証された紙
*再生紙ーー古紙をリサイクルして作られる紙
*非木材紙ーーバガス、ケナフなど、パルプ以外を原料とする紙
*間伐紙ーー人工的に植林した森林の密度調整のために間引きされた間伐材が原料の紙。
絵本のこと
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木ノモノ展示 

                              2008年11月29日

「木ノモノ」を東京・目白の本やさんブックギャラリー・ポポタム
12月6日まで(日月休み12〜18時)、展示・販売しています。
お近くの方はぜひ、お立ち寄り下さい。

今回デビューのニューアイテム、
その1
 「チリとチリリのミニつみ木」
   ちいさい、ちいさいつみ木です。
   チリとチリリの顔が焼き印されています。
   ミツロウワックスと自然塗料で仕上げた
   やさしい風合い。
      しつこいですが ほんとにちいさいです。


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その2
「いきものパズル」
    木目をあわせたり、
   生き物の種類をあわせたり して遊びます。
   木目がとてーも奇麗!
   ぜひさわってみてほしい。

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          一部で人気のパンちゃんクッキー(おいしいヨ)も販売しています!


展示のこと
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映画「きつねと私の12ヵ月」をみて   

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先日、映画「きつねと私の12ヵ月」の試写を見ました。
きつねと女の子の出会いと別れのおはなし。
動物映画は以前はあんまり見ませんでした。
なんかかわいそうな映画が多い気がして。
どうせ最後は死ぬんでしょ?死ぬんでしょ?と決めつけてしまったり、
予告編だけ見て大泣きして「ごめんなさい、ごめんなさーい」と
なぜか自分を責めてしまったり・・する事が多いので、
見る前からすっかり疲れてしまうのです。

でも最近は野生動物のドキュメンタリー映画が多いですよね。
そういうのはわりと見ます。「ミクロコスモス」を見てから
そういうのは、劇場に出かけます。
今回は、ドキュメンタリーではないけれど、
「皇帝ペンギン」で、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞した
リュック・ジャケ監督の実体験をもとにつくった
ドキュメンタリータッチのおとぎ話、なのですと。

なんといっても大自然が素晴しい。野生動物が美しい。
そんな野生動物を身近に感じながら大自然を遊び場にする少女リラが
たくましくて、もう憧れてしまう!・・お友達になって下さい・・・。

最後はせつないけど、すがすがしい気持ちもしました。
リラときつねのテトゥは住む世界が違うのです。
どんなにお互いに好きでも。

野生動物は、やっぱり大自然で駆け回っていてほしい。
住むべき世界に住んで欲しい。
間違ったところに連れてこられる野生動物がこれ以上ふえない事を
この映画を見て改めて願いました。
人間の見たい知りたい飼いたいなんていう身勝手な欲望のために。

 
きつねと私の12ヵ月2009年新春ロードショー
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豊かなくに 

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チリとチリリの紙の変更について・その1 

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自作絵本「チリとチリリ」シリーズの本文用紙が今後変更になります。
絵本に 使う紙が変わるということは、人によっては 大きな問題では ないかも
しれないけれど、私にとっては なんだかもう おおさわぎでした(笑)。
読者の中には 紙質も好き と言って下さる方も いらっしゃいました。
もしかしたら なにが変わったのか わからないという人の方が 多かったりして。
それはそれで良いことかも。

シリーズの途中で紙を変えることになった いきさつと、
自分の気持ちを聞いてもらおうと思いまして・・・。
長くなるので、何回かに わけて書きます。

絵本を描く という仕事をしていて、ずっと気になっていたことがあります。
それは たくさんの紙という資源を使っているということです。自分の絵本が 出版される喜びと楽しさで、その「気になること」をついつい 後まわしにしてきました ── 。

でも、出版する本の数が増えるほど「仕方がない」の渦巻きの中から一歩外へ出なくては、
という思いが強くなり、ほんの少しずつですが 自分が絵本で使っている 印刷用紙のことを調べる、
というほどではないですが、製紙会社のホームページを見たり、
機会をつくって、直接 話しを聞いたりしたいと思っていました。

大手製紙会社のHPでは、それぞれに環境対策を行っており、原料調達方針についてもしっかりしているように思いました・・・。  
けれどそんな矢先、製紙会社の古紙配合率偽装問題発覚・・・。
私にとって、かなりショックな事件でした。再生紙ならと、はがきを購入したり、古紙回収はものすごく徹底してやっていたし・・。紙を繰り返し使うことは、ものを 大切にすることにつながると 今でも思っていますし。

でも さらにその後、 ガンズ社*による 天然林伐採の事件で  その木材チップの多くを日本の製紙会社が輸入している  という事実を知り! もう愕然としました。 もしかしたら 私が使用した紙は 野生生物のすみかを奪って作ったのかも?    違うかもしれないけど、でもそうかもしれない?・・。 
わからないのです。  なんだか わかんないって、本当にイヤだと思いました。

食べ物と一緒で、遠くはなれた所からものを買うということは いろいろな問題が起きやすいし.何かあっても 実態を把握するのは 難しいのだなと思いました。 自分が買うものについては、地産地消にこだわっているのに、自分が作り出すものについては無責任すぎた・・・と反省しました。

生活の上でも 仕事でも 紙をいっさい使わない、というのは今の私には まだ無理で、製紙会社には今後もお世話になると思います。ただちょっと、信用しすぎることはできない、と考えるようになりました。私自身が気をつけなければいけない、自分の絵本を印刷する紙のことは やはりきちんと考え直さなくては、と・・・。                                                                                          つづく
                                                                                                                        
*ガンズ社:その伐採、植林のやり方を非難されている。タスマニアの原生林、老生林を皆伐し、収穫後焼き払い、その後毒をまき野生動物を殺し、木材チップのための単一種を植林・・。そしてそのチップの最大の輸出先が日本・・。
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