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チリとチリリの紙の変更について・その1 

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自作絵本「チリとチリリ」シリーズの本文用紙が今後変更になります。
絵本に 使う紙が変わるということは、人によっては 大きな問題では ないかも
しれないけれど、私にとっては なんだかもう おおさわぎでした(笑)。
読者の中には 紙質も好き と言って下さる方も いらっしゃいました。
もしかしたら なにが変わったのか わからないという人の方が 多かったりして。
それはそれで良いことかも。

シリーズの途中で紙を変えることになった いきさつと、
自分の気持ちを聞いてもらおうと思いまして・・・。
長くなるので、何回かに わけて書きます。

絵本を描く という仕事をしていて、ずっと気になっていたことがあります。
それは たくさんの紙という資源を使っているということです。自分の絵本が 出版される喜びと楽しさで、その「気になること」をついつい 後まわしにしてきました ── 。

でも、出版する本の数が増えるほど「仕方がない」の渦巻きの中から一歩外へ出なくては、
という思いが強くなり、ほんの少しずつですが 自分が絵本で使っている 印刷用紙のことを調べる、
というほどではないですが、製紙会社のホームページを見たり、
機会をつくって、直接 話しを聞いたりしたいと思っていました。

大手製紙会社のHPでは、それぞれに環境対策を行っており、原料調達方針についてもしっかりしているように思いました・・・。  
けれどそんな矢先、製紙会社の古紙配合率偽装問題発覚・・・。
私にとって、かなりショックな事件でした。再生紙ならと、はがきを購入したり、古紙回収はものすごく徹底してやっていたし・・。紙を繰り返し使うことは、ものを 大切にすることにつながると 今でも思っていますし。

でも さらにその後、 ガンズ社*による 天然林伐採の事件で  その木材チップの多くを日本の製紙会社が輸入している  という事実を知り! もう愕然としました。 もしかしたら 私が使用した紙は 野生生物のすみかを奪って作ったのかも?    違うかもしれないけど、でもそうかもしれない?・・。 
わからないのです。  なんだか わかんないって、本当にイヤだと思いました。

食べ物と一緒で、遠くはなれた所からものを買うということは いろいろな問題が起きやすいし.何かあっても 実態を把握するのは 難しいのだなと思いました。 自分が買うものについては、地産地消にこだわっているのに、自分が作り出すものについては無責任すぎた・・・と反省しました。

生活の上でも 仕事でも 紙をいっさい使わない、というのは今の私には まだ無理で、製紙会社には今後もお世話になると思います。ただちょっと、信用しすぎることはできない、と考えるようになりました。私自身が気をつけなければいけない、自分の絵本を印刷する紙のことは やはりきちんと考え直さなくては、と・・・。                                                                                          つづく
                                                                                                                        
*ガンズ社:その伐採、植林のやり方を非難されている。タスマニアの原生林、老生林を皆伐し、収穫後焼き払い、その後毒をまき野生動物を殺し、木材チップのための単一種を植林・・。そしてそのチップの最大の輸出先が日本・・。
絵本のこと
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