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チリとチリリの紙の変更について・その4 

                                    

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前回までのあらすじ
絵本チリとチリリの本文に使用している印刷用紙が変更になるにあたり、思い切って環境配慮紙にできないかと出版社に提案することに。すると出版社のアリス館もOKして下さって・・・。詳しくはチリとチリリ紙の変更について その1・2・3を。


環境配慮紙の中でも国産間伐材&再生紙のミックス紙が理想だな、と思いましたが値段的にとても無理そう・・・。ならば再生紙でも古紙混合率の高いものを使いたいと、次に思い、いくつか候補をあげました。サイズも厚さも合うし、値段的にもOKでしたので、これはいけるぞ! と思ったのですが・・・。まず、出版社と印刷会社とのお取引き(流通ルート?)の事などで、どの製紙会社の製品でも良いというわけではない、とのことでした。それと、安定供給が見込めるものでないと重版時に対応できず困る、という問題も。紙によっては大量の注文がないと作らないとか、常に在庫があるとは限らないのですって。その結果、候補にあがった紙はどれもダメという事でした・・・。この時はかなりがっくりきました。

でもその後、アリス館の方から、再生紙ではないけど、これだったら 唯一 ・値段 ・取引きがある会社 ・安定供給が見込める と条件が合うけどどうですか?という紙を提示していただきました。それは、森林認証紙(森林管理が適正に行われているかどうかを第三者機関によって審査・認証された紙)のひとつでした。100%パルプでしたが認証機関の基準と原則を読み、環境保全の点から見て適切で、経済的にも継続可能な森林管理を推進することを目的としている等々、これなら自分も納得いく!と思えたので,いろいろありましたがその紙に決めたのでした。

製紙会社が「植林してますから」というだけでは、ガンズ社の例もあるし、また、植林する土地に住む人を含め、生きものにとってそれがどういう影響があるのか、単一種を植林することもどうなのか、ナドナド不安な点がたくさんありますが、伐採地の森林環境や地域社会に配慮することを第三者機関が承認することで、私が現地に行って確かめる事はできないけれど、第三者機関さんにお任せして、以前よりはるかに安心できる紙を使えるんだと思えたのです。

そして、2008年秋以降重版された絵本「チリとチリリ」シリーズは本文の紙が変更になったというわけです。くらべない限り、違いにはきっと気づかれないと思います。風合いのあった紙からすこし白い紙になったという感じ。とにもかくにも私にとっては大きな変化で、大量生産してることに変わりはありませんが、ほんの少しだけ前より胸をはることができました。(絵本に「森林認証紙」と表記したり、ロゴマークをいれるには加工流通機関(出版社や印刷会社)も認定を取る必要がありましたので、それはしていません。)

そして、編集者に相談をして耳を傾けてくださった事、出版社も協力いただけた事(アリス館は今回の事をきっかけに紙の勉強会まで開いてくださいました!)、本当にありがたかった。紙のお店に足を運んだことも勉強になったし、お店の人にも良くしてもらって。ずっと悩んでいた事を口に出してみてよかったな、と思いました。もちろんこれで全て解決というわけではありませんが。
                               ・・・・・つづく
絵本のこと
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